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香水基礎知識
特別な構成でつくられた香りを除いて、ほとんどの香水が、肌につけた瞬間から時間を追って、

というふうに、 香りのニュアンスを変化させていくようにできています。
これは、揮発性の高い香料から順に、どんどん空気の中に溶けて消えてしまうために起こる現象。
ミドルノートのことをハートノート、ラストノートをベースノートと呼ぶ場合もあります。

ここでぜひ、覚えておきたい大事なことがあります。
それは、その香りが本当に自分に合うか合わないかの判断は、ミドルノート以降のニュアンスで決めるようにする、ということ。
なぜなら、この部分が結果的に最も長くあなたの肌に残り、周りの人たちが触れることになる香りだからです。香りによるあなたの印象が決まる大事な部分、というわけです。
また、違う香水を重ねづけをする場合にも、ラスト(ベース)ノートの香りのニュアンスや相性を合わせるようにするとうまく香らせることができます。
カップルで香りを合わせるカップリングの場合も、同じことが言えるでしょう。

香りの種類
フローラル系
ノートの中では最もスタンダート。優美な天然の花の香り。ブーケにしたものが主流だが、一種類の花のみで作られたものもあり。

オゾン系
朝露の静けさや小川のせせらぎ、森の奥の澄み切った空気など、透明感のあるピュアでナチュラルな自然の香りを表現。

グリーン系
みずみずしい若草の香り。さわやかなニュアンスの代表格。

フゼア系
キリッとしたフォーマルな印象のメンズ向きの香り。樫の木に生える特殊な苔がベース。

シプレー系
端正でフォーマルな印象の香り。苔やベルガモット(柑橘系)などがベースのものが多い。

シトラス系
柑橘系の植物、レモンなどのさわやかな香り。ライトな香りが多い。

オリエンタル系
東洋のミステリアスなニュアンスを表現するノート。スパイシーでセクシーな香料が多い。

グルマン系
ピーチやバニラ、お菓子のフレーバーにも使われるような甘くて美味しそうなニュアンス。


香水のタイプ
香水はアルコールの濃度が違います。アルコールというのは、香水それぞれに含まれる香料の事です。
その香料の割合(=アルコールの濃度)により、オードトワレ(EDT)、オーデパルファム(EDP)などという風に呼び方が変わります。
その香料の割合(=アルコールの濃度)が高ければ高いほど、持続時間が長くなるなど、特徴等が変わります。
下記のように約4つに分類されます。

種類 香料の割合 持続時間 特徴
P(パルファム香水) 15〜20% 約5〜7時間 香料の割合が一番高い種類です。
香りに深みと奥深さが感じられます。
持続時間も長く、つける量は少量で構いません。
EDP(オーデパルファム) 10〜15% 約5時間 濃度や質等はパルファムとほぼ同じです。
価格が手ごろということもあり、日常的に使い勝手が良いとされています。
欧州では、夜用の香りとして認識されています。
EDT(オーデトワレ) 5〜10% 約3〜4時間 濃度が低いことから、昼の香水として知られています。
朝方つけると、午後にほんのり香る程度です。
さりげなくつけたい時や、香水が初めての方に良いです。
EDC(オーデコロン) 3〜5% 約1〜2時間 濃度が一番低い種類です。
爽やかな香りで軽いものが多く、気分転換したいときや、スポーツ等の激しい運動の後につけると効果を発揮します。
EDS(オーデサントゥール) 1〜3% アルコールを使用していないので、 肌の弱い人や子どもにも使用できます。

※香水の表記について、EDTやEDPの後ろにSPと書いてあることがあります。SPは「スプレー」を省略したもので、「スプレータイプ」ということです。
また、BTは「ボトルタイプ」という意味です。
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